商工会とは>

経営相談

みなさまの経営の改善発達のために相談を行っています

 

窓口相談

商工会には経営指導員や記帳専任職員が配置されていますので、事業者は無料で経営や技術のみならず広い分野についても、いつまでも支援を受けることができます。
経営指導員は、常時研修を受けておりますので、経営については先端の知識と情報を見につけています。また、相談のあったことについては守秘義務がありますので、他に漏らすことは絶対にありません。安心して、どんな相談でも持ちかけて下さい。

巡回訪問

商工会の経営指導員は、無料で地域の事業所に直接出向いて相談に応じています。事業所を巡回して、事業所の近代化や高度化のお手伝いをするのも商工会の重要な役目です。経営指導員が訪問しましたら、金融、税務、経理、労務、取引など気軽にご相談ください。
また、最新情報を持っていますので情報の収集やコミュニケーションの手段としてもご活用下さい。

経営安定相談室

困っていたらお早めに!!

取引先の倒産、受注量の減少、資金繰りの悪化など経営に行き詰まったときはお気軽にご相談ください。商工会連合会に設置してある経営相談室の商工調停士をはじめ弁護士・公認会計士等専門のスタッフが倒産防止のための方策を検討してくれます。

講習会・研修会

商工会では、経営者のみなさまにとって、必要な知識や技術などに関する情報を提供するために、各種講習会や研修会などを開催しています。気軽にご参加ください。

経営診断

専門家による経営診断が受けられます

商工会では、みなさまのお店や工場の発展のために無料で経営診断を行っています。専門家や経営指導員が、直接訪問してあなたの会社の経営状況を分析し、改善点をアドバイスします。

 

エキスパートバンク

商工会では、専門的知識や技術面で困っている小規模企業に対し、深い知識を有する専門家を派遣して適切な指導助言を行っています。

 

中小企業支援ネットワーク

創業を考えている方や経営革新を目指す企業のバックアップとして、経営革新支援アドバイザーが適切なアドバイスを行うとともに、相談内容に応じて中小企業診断士等の専門家を直接派遣いたします。

 その他の診断方法もご覧下さい

  ●売上高対総利益率(粗利益率を検討する)
  ●売上高対営業利益率(営業利益率を検討する)
  ●売上高経常利益率(経常利益率を検討する)
  ●総資本経常利益率(総資本に対する経常利益率を検討する)
  ●自己資本経常利益率(自己資本から見た利益率を検討する)

 

 

 

経営のためのチェックポイント

CHECK.1 経営の健康度をチェック!

健全経営の評価として損益分岐点があげられます。
損益分岐点が同業他社より大幅に下回り、自己資本比率が100%、含み資産が簿価の何倍もあるということは、倒産はありえないし、健全な経営といえます。
損益分岐店とは、売上高と総費用が一致する点、すなわち損失が生じない最低限度の売上を意味します。

 

損益分岐点売上高の計算式

損益分岐点売上高= 固定費
1ー 変動費
売上高

注意事項
変動費は材料費と外注費、荷造包装費、配送費、旅費交通費、販売促進費等の合計、
固定費は人件費(労務費)、広告宣伝費、賃借料、交際費、教育費、製造経費、販売管理費、支払利息等の合計を一般的に表します。

売上高対総利益率(%)= 売上総利益 ×100
売上高

 

損益分岐点比率(%)= 営業経費+支払利息割引料 ÷売上高×100
売上高総利益率

CHECK.2 資金計画を立てるためのチェック!

流動比率は、流動負債(買掛金、支払手形、短期借入金など)を即時に支払うことができるかどうか判断するためのものです。
一般的には、200%以上あることが望ましいといわれておりますが、現在ではこの設定値ではハードルが高いといわれているともあり、業種によってそれぞれ、建設業で135%、製造業で160%、卸業で145%程度が普通であると言われています。

 

流動比率の計算式

流動比率(%)= 流動資産 ×100
流動負債

▼流動資産とは
現金、預金、その他の預金、売掛金、受取手形、原材料、仕掛品、棚卸商品(製造・商品)、貯蔵品など
▼流動負債とは
支払手形、買掛金、短期借入金、その他決算期から1年以内に支払いを要する未払費用、前受金、預り金、納税引当金など

CHECK.3 短期支払能力度チェック!

当座比率は企業の短期支払い能力がどのくらいあるのかを判断するためのものです。
当座資産とは、現金、預金及び売掛金、受取手形、短期所有の有価証券、未収入金をいいます。これを流動負債と比較して、短期の支払い能力を把握します。
この比率は高ければ高いほど良く、支払い能力が高いと判断します。

 

当座比率の計算式

当座比率(%)= 当座資産 ×100
流動負債

CHECK.4 企業の体力度チェック!

自己資本比率は、総資本に占める自己資本の割合を表すものです。この比率が高い企業は、返済を要する他人資本(負債)が少なく、金利負担も軽いので、資本面から見て体力が強いといえる。

 

自己資本比率の計算式

自己資本比率(%)= 自己資本 ×100
総資本

入力時の注意事項
▼自己資本とは

企業に出資された資本と、企業内部で蓄積された積立金、準備金、当期利益などの留保資本とを合計したもの
▼総資本とは

企業に要する全資本、他人資本(負債)+自己資本

CHECK.5 企業の成長度チェック!

企業は留まることなく、常に成長を続けていかなければなりません。特に、売上の低下は利益の低下につながり、資本繰りを圧迫させる場合もありえます。売上高伸長率は前年の売上高に対し今年の売上の伸び率を表すもので、言いかえれば企業の成長性を表すものです。

 

①売上高伸長率を計算する

売上高伸長率(%)= 当期売上高 ×100
前期売上高

 

②従業員一人あたりの売上高を計算する

従業員1人あたり売上高(千円)= 当期売上高
従業員数

※従業員数はアルバイト、パートを除く。

 

③従業者一人あたり人件費を計算する

従業員1人あたり人件費(千円)= 人件費
従業員数

※従業員数はアルバイト、パートを除く。

 

④人件費対粗付加価値額比率を計算する

人件費対粗付加価値額比率(%)= 人件費 ×100
粗付加価値額

※粗付加価値額は人件費、減価償却費、支払利息割引料、及び当期純利益(=税引き前利益額)を合計した額。

 

page top